閉じる

トップメッセージ

Top Message

「成長と進化」で
更なる企業価値の向上に努めてまいります

代表取締役社長

津戸 裕徳

利益成長に向けたコア事業の深化と周辺収益事業領域への進出

平素より格別のご高配を賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。

当社グループは、2050年に創立100周年を迎えます。節目となる100周年に向け、マイルストーンとして2030年に売上高3,000億円という目標を掲げ、その達成を目指していきます。

私たちがコア事業を展開する住宅領域は、少子高齢化による人口減少、未婚化・晩婚化に伴う単身世帯の増加等の影響から、新設住宅着工戸数は年々減少傾向にあり、2040年度には60万戸を割り込むとの予測も出されています。このように、市場の縮小が既定路線となるなか、「成長と進化」を遂げるためには、まず、コア事業で安定的な収益を確保していくことが求められます。

建築資材事業においては、創業時より培ってきた製材メーカーとの調達ネットワークと全国に展開する木材流通プラットフォームの活用により、躯体材の更なる受注拡大を図ります。また、躯体材の供給力を武器として、建材・住宅設備機器、エネルギー関連商材などを含めたトータル受注を図るほか、施工まで合わせて受注するなど、住宅1棟当たりの納材シェアの拡大に努めます。

住宅事業においては、マンションや一戸建住宅など、安全・安心で快適な住宅の供給により、良質なストックの形成に寄与するとともに、マンションや賃貸物件の管理事業を通じ、安定した収益基盤の構築に取り組んでいます。また、総合不動産業への転換を図り、木質化リノベーションによるマンションの買取再販や、一棟収益物件の取り扱いなど、収益力の更なる向上を図っていきます。

中長期的な事業ポートフォリオ

ステークホルダーの皆様へ

著しい環境変化と、それに伴う社会課題が山積する現在において、ステークホルダーの皆様からの信頼に応え続けながら、社会課題の解決に取り組み、価値を共創していける企業こそが、持続的な成長により進化を遂げることができると考えています。

そのためにも、当社の競争優位性の源泉である木材の利活用をはじめ、前述の取り組みを通じて「成長と進化」を遂げるべく、社長として全力で取り組んでまいります。また、事業の方針や進捗、サステナビリティの取り組みなど、様々な情報発信とともに、ステークホルダーの皆様との対話を強化してまいります。

当社グループは、企業理念である「私たちは 信頼を礎に、豊かな住まいと暮らしを実現します」に基づき、住まいと暮らしの領域を通じた事業活動を通じて、すべての人びとのあふれる笑顔を創り出してまいります。そして、2050年の創立100周年、更にその先の未来に向けて、持続的な成長を図り、企業価値の向上を目指してまいります。ステークホルダーの皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。