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4作品が『ウッドデザイン賞2025』を受賞 11年連続となる累計45点の受賞
2025年10月16日
ナイス株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:津戸 裕徳)は、(一社)日本ウッドデザイン協会が主催する『ウッドデザイン賞2025』において、「活きた木のショールーム -外装・外構木質化の課題解決にむけた実験場-」「NOBLESSE-2倍超耐震性能を備えた国産材利用分譲住宅-」「REYO 横浜市再利用材プロジェクト」の3作品が、また、当社のグループ会社である菊池建設株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:松本 敏)は「神楽坂 かくれんぼ横丁会館」が受賞いたしました。
ウッドデザイン賞は、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度です。11回目の開催となる今回は、327点の応募作品の中から206点の受賞作品が決定しました。今後、受賞作品を対象に最終審査が実施され、上位賞が発表される予定です。
ナイスグループは、今回で11年連続の受賞となり、受賞作品は累計45点(うち経済産業大臣賞受賞1点、林野庁長官賞受賞5点)に上ります。
『ウッドデザイン賞2025』 ナイスグループ 受賞作品
活きた木のショールーム -外装・外構木質化の課題解決にむけた実験場-【受賞部門:ソーシャルデザイン】
内外装木質化工事を行ったナイス㈱の本社ビルを、「活きた木のショールーム」として、進化した国産材の素材力や加工技術、木材の経年変化をご体感いただく場としています。また、非住宅建築の外装・外構における木質化の課題である「腐朽・色の変化への不安」、「施工への不安」、「メンテナンスへの不安」といった懸念点に対し、解決策を提示する実験場としても機能しています。
NOBLESSE-2倍超耐震性能を備えた国産材利用分譲住宅-【受賞部門:ソーシャルデザイン】
構造材における国産材使用比率 100 %と、建築基準法の 2 倍を超える耐震性能の確保を標準仕様とした分譲住宅です。近年多発する大規模災害から住まいと命を守るとともに、国産材の活用によって住まいに安らぎをもたらし、日本の森林保全と循環に貢献します。
REYO 横浜市再利用材プロジェクト【受賞部門:ソーシャルデザイン】
共同申請:横浜市建築局、 NOSIGNER、地域活動支援センターHIKARI
横浜市にある公共建築物の古材を新たな価値へとアップサイクルする取り組みです。この取り組みは、これまで大半が木質チップ化されていた廃材を、可能な限りそのままの形で再利用するもので、当社は、学校体育館の床材(サクラ材)を使用して理科室の椅子を制作しました。
神楽坂 かくれんぼ横丁会館【受賞部門:ライフスタイルデザイン】
共同申請:㈱希不動産、㈱MONO建築空間研究所
風情ある景観が特長の「かくれんぼ横丁」地区において、建築物の建て替え工事を行いました。耐火建築物が昭和期の木造建築物と調和するよう現代の木造建築技術を最大限に生かしたほか、古材を適材適所に配置しており、耐火構造を感じさせることなく「木造であることが印象に残る」仕上がりとしています。
ウッドデザイン賞2025
https://www.wooddesign.jp/
■お問い合わせ先
ナイス株式会社 管理本部 広報課 森・浅田
TEL:045-501-5048 MAIL:koho@nice.co.jp