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環境目標の2026年目標を早期に達成 カーボンニュートラル維持と自社排出量36%削減を達成
ナイス株式会社は、2025年3月期における当社グループの温室効果ガスの自社排出量(Scope1・Scope2)について、「ナイスの森®」を含む社有林の二酸化炭素吸収量とオフセットすることで、昨年度に引き続きカーボンニュートラルを達成いたしました。
当社グループは、気候変動への対応及び持続可能な社会の実現に向けて、事業活動に伴う環境負荷の低減を重要な課題と位置付けています。2023年5月には「ナイスグループ環境目標」を策定し、ステークホルダーの皆様と連携しながら、2050年までにバリューチェーン全体の温室効果ガス排出を実質ゼロとすることを目指しています。
この目標達成に向けたステップとして、2026年までに自社排出量を2022年3月期比で36%削減し、社有林のCO₂吸収量とのオフセットにより、カーボンニュートラルを達成することを掲げ、様々な各種取り組みを進めてきました。
2025年3月期における当社の自社排出量は、電力の実質再生可能エネルギーへの切り替えなどの更なる取り組みにより、同37%削減され、7,205t-CO₂(Scope1:2,933t-CO₂、Scope2:4,272t-CO₂)となりました。これにより、当初目標としていた同36%削減を1年早く達成いたしました。
また、「ナイスの森®」を含む社有林による二酸化炭素吸収量は11,768t-CO₂に達し、自社排出量を上回ったため、自社排出量のカーボンニュートラルも継続いたしました。
当社は引き続き、自社排出量の更なる削減と、社有林による吸収量の増加に努めながら、2030年までに自社排出量50%削減に取り組むとともに、2050年目標である「ALLバリューチェーン・カーボンニュートラルへの挑戦」向けて、着実な歩みを進めてまいります。