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アットホーム㈱ 「一戸建て修繕の実態調査 2026」 住宅修繕の合計費用は平均554万円
アットホーム㈱が9月15日に発表した「一戸建て修繕の実態調査 2026」では、新築一戸建住宅を購入し30年以上住んでいる人を対象に、修繕費用の実態や物価高の影響、不動産会社への要望などが調査されています。今回は、同調査の結果から主要なポイントをご紹介します。
9割以上が修繕費を未積立
アットホーム㈱は、全国の新築一戸建住宅を購入し30年以上住んでいる1,098名を対象に、「一戸建て修繕の実態調査2026」を実施しました。
調査対象者の平均築年数は37.9年で、これまでに住宅修繕にかけた合計費用は平均554.0万円という結果となりました。建物構造別で見ると、木造が平均506.8万円、鉄筋・鉄骨造が平均666.4万円となっています。一方で、自宅の修繕費を毎月積み立てている人は8.9%にとどまっており、積み立てていない人は9割以上を占めていることが明らかになりました。積み立てていない人が費用に充てる項目は、「日常の生活費の中から捻出」が45.9%で最多となり、次いで「投資・資産を取り崩す」が17.7%、「退職金」が17.1%と続いています。
修繕費高騰の影響を受け約半数が工事見送り
昨今の住宅修繕費の相場については、「非常に高いと感じる」と「やや高いと感じる」を合わせた回答は78.1%に達しています。そうした中、修繕費の高騰や資材不足の影響については、3人に1人に当たる33.2%が影響を受けたと回答しています。具体的に受けた影響は「見送った」が46.3%でトップとなり、「内容・グレードを下げた」が32.3%、「予定していたスケジュールが遅れた」が26.6%と続きました(図1)。物価高や資材不足を背景に建材・設備機器の価格上昇が進む中で、修繕を予定通り実施できないケースが生じていることが分かりました。

また、これまでに修繕をしたことがある場所については、「外壁」が69.1%で1位となり、修繕費の合計は平均177.6万円となっています。次いで「トイレ」が63.8%、「給湯器」が61.1%、「屋根」が59.8%となりました(図2)。

工事の依頼先は丁寧で誠実な対応が決め手
住宅購入時に、修繕について不動産会社から説明を受けていないと回答した割合は81.7%に上りました。説明を受けていない人に対して説明を受けたかった内容を尋ねたところ、「補助金制度について」と「修繕費用の目安・相場について」が同率トップの26.2%となりました。次いで「建物の経年劣化について」が23.3%、「設備の経年劣化について」が22.5%と続いています。
修繕に際して見積もりを依頼した割合は59.4%で、平均依頼数は1.8社となりました。また、見積もりの提出期間については、全体の約7割が1週間以内を求めている状況です。施工会社を選んだ決め手としては、「対応が丁寧・誠実だったから」が30.1%で最多となり、「知人からの紹介があったから」が23.8%で続きました。迅速な見積もり対応に加え、丁寧で誠実なコミュニケーションが依頼先の選定において重要な要素となっています。

