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ナイスグループ 地域産材を活用した「Gywood®」が続々採用 県庁・学校施設の木質化に貢献
国産材の利用拡大に向け、自治体における地域産材の活用促進の動きが広がりつつあります。今回は、地域産材を活用したナイス㈱オリジナル木材商品「Gywood®」の採用事例として、愛媛県と宮崎県での最新の取り組みについてご紹介します。
愛媛県 県庁第二別館 大会議室
ヒノキ特有の色味や手触りを生かした会議テーブル
「愛媛県産ヒノキGywood」を用いた会議テーブル計113台が、2026年4月15日にオープンした愛媛県庁第二別館の大会議室に採用されました。軟らかい針葉樹の表層を独自技術で圧密処理し、高密度化させた当社オリジナルの木材商品「Gywood®」は、針葉樹ならではの軽さや衝撃吸収性を維持しながら、天板に求められる高い表面硬度と形状安定性を両立します。愛媛県産の高品質なヒノキ材を本商品に使用することで、ヒノキ特有の白みを帯びた美しい木目と滑らかな手触りが最大限に引き出されており、公共空間にふさわしい洗練された質感を実現しています。なお、知事及び副知事の記者会見用デスクの天板にも、「愛媛県産ヒノキGywood」が採用されています。
中村時広知事に向けた新商品発表会が契機に
「愛媛県産ヒノキGywood」は、愛媛県産材製品市場開拓協議会(会長:成瀬 昭親)とナイス㈱が共同で開発したものです。ナイス㈱として全国各地の地域材を活用した商品開発を進めていくうえで、愛媛県が全国有数のヒノキの産地であることや、同協議会を通じて品質の高いヒノキ材を安定的に調達することが可能であることなどから、共同開発に至りました。商品の生産に当たっては、同協議会が商品化に必要な寸法や含水率などの基準を満たした基材の供給を、ナイス㈱が圧密処理から商品化までの工程をそれぞれ担っています。
昨年3月には、愛媛県庁において新商品発表・報告会が実施され、中村時広知事に対して商品の特長に関する説明がなされたほか、実際の商品サンプルの質感をご確認いただきました。この報告会が契機となり、当時建て替えが進んでいた第二別館への導入に向けた協議が具体化しました。

宮崎県 小中一貫教育校「たかはる学園」/宮崎県庁本館 講堂・県民室
飫肥杉を使用した「Gywood®」の採用広がる
宮崎県産の飫肥杉を活用した「Gywood®」を天板に用いた学習机70台が、宮崎県高原町の小中一貫教育校「たかはる学園」に採用されました。子どもたちが毎日触れる学習机には、木のぬくもりと耐久性の両立が求められますが、「Gywood®」が持つ独自の表層圧密技術により、スギの軟らかい質感を生かしつつ、筆記の際にも傷が付きにくい硬さを備えています。なお、本学校への採用にあたっては、市町村による森林整備やその促進のための取り組みに充てられる「森林環境譲与税」が活用されています。
更に、宮崎県庁本館においても、同じく飫肥杉の「Gywood®」が採用されています。2階の講堂には、「Gywood®」を天板及び幕板に用いた会議用机30台が採用されたほか、県産材の心地良さを体感できるスペースとしてリニューアルされた1階の県民室におけるフローリングにも、オイル塗装を施した「Gywood®」が使用されています。
地域のネットワークを通じて県産材活用を促進
これらの導入を後押ししたのが、2024年10月にナイス㈱が発起人となり設立された「みやざき木質化技術開発・利用拡大推進協議会(略称:みやざき木質化協議会、会長:若松泰裕)」の活動です。本協議会は、スギ生産量日本一※を誇る宮崎県において、建築物のみならず家具や内装といった「暮らしの領域」まで県産材を普及させることを目的としています。宮崎県産の木材の加工事業者及びその関連事業者、建築関連業者によって構成されており、会員企業が地域のネットワークを生かして県内企業と連携しながら、学習机の天板やトラックの荷台の床などにおける県産材の活用促進に向けて取り組んでいます。ナイス㈱は引き続き、協議会や自治体との連携を通じ、地域産材の魅力発信と利用拡大への貢献を目指します。


