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ナイスグループ 表層圧密テクノロジー 「GywoodⓇ」 柏木工㈱様とのコラボレーションを実現

 このたび、ナイス㈱独自の表層圧密テクノロジー「Gywood」を施した国産スギの無垢材が、デザイン性が高く上質な木製家具を製作し、販売する、飛騨高山の老舗家具メーカーの柏木工㈱様に素材として採用されました。今回は、両社のコラボレーションによって製作された家具や、素材として採用された「Gywood」の特長などについてご紹介します。

 

「美しさ」  を追求する創業79年の老舗メーカー

 柏木工㈱様は、1943年に創業された飛騨高山の老舗家具メーカーです。国産材を使った木製家具をはじめ、現代の多様な暮らしに合わせやすい壁面収納や建材など、トータルインテリアを叶えるための製品を生産しています。また、お客様からご注文を受けてから製造する「受注生産」により、高い生産性とお客様の要望の双方を叶えています。日本の美意識に根差したデザインをコンセプトに家具の随所に国産材を取り入れ、繊細でしなやかな木目を露出した、心地よい肌触りの家具のご提案を通じて、日本の気候風土まで感じられるような美しい生活空間を演出することにこだわっています。

 これにより、同社が製作を手掛けるテーブルや座卓、ソファといった家具は、飲食店や宿泊施設、オフィス、公共施設など、様々な施設で採用されています(図1)。既製のレギュラー商品はもちろんのこと、様々な特別仕様での製作についても相談を受け付けており、あらゆるニーズに対応することが可能です。

 

針葉樹無垢材の可能性を広げる「Gywood

 今回のコラボレーションは、同社の中で非住宅の内装提案を行う部門において「Gywood」が高く評価されたことで実現しました。

 「Gywood」は、国産のスギの大径木を使用し、表層部を特に圧密して高密度化するナイスグループオリジナルの技術による素材です。同技術を国産スギの無垢材に施すことで、形状安定性を通常の無垢材よりも向上させ、これまで針葉樹の無垢材では難しいとされていた、幅広で薄い板材としての利用を可能としました。更に、中層部はほとんど圧密していないため、針葉樹の長所である調湿性の高さや熱伝導率の低さ、衝撃吸収性、軽さなどはそのままに、キズに強い硬さを併せ持つ、ハイブリッドな無垢材を実現しています。

 同素材の採用に当たっては、家具製作において、「日本材の木目の美しさ、家具としての佇まいの美しさ」を追求する同社に、スギの大径木が持つ木目の美しさに加え、硬さや軽さ、形状安定性などの様々な性能を兼ね備えている点が評価されました。特に、頻繁に物を置くテーブルやソファのアーム部分には、傷を防ぐためのクロスなどを敷くことも考えられますが、傷が付きにくい「Gywood」を活用することで、木目をそのまま露出させることができ、美しい自然の意匠や手触りを楽しむことができます。

 

特性を生かし広がる様々な用途

 「Gywood」を用いて製作された同社のソファやテーブルは、木質化リノベーション工事を行ったナイス㈱本社ビルでも使用されています(図2)。

 豊富な森林資源であるスギを随所に活用した1階ロビーには、アーム部分に「Gywood」を使用したオリジナルソファが設置され、お待ちいただくお客様に利用していただいているほか、同じく「Gywood」を天板に用いたテーブルが柏木工㈱様製の椅子とともに設置され、打ち合わせ等で利用されています。また、7階に設置した12名掛けの大テーブルは、社員間コミュニケーションを創造するコワーキングスペースの象徴となっています。

 同商品は、独自の表層圧密テクノロジーによって得られる素材としての特性を生かし、テーブルなどの家具材のほか、キッチンの面材、階段板など様々な内装材として用途が広がっており、木質化によって暮らしに彩りを添える空間提案が可能となっています。