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国土交通省 地域との関わりについてのアンケート調査結果 三大都市圏の関係人口は1,080万人と推計

「趣味・交流型」が約500万人
 

 国土交通省は2月18日、三大都市圏における関係人口(訪問系)が、18歳以上の居住者約4,678万人の23.2%、約1,080万人との推計を公表しました。この調査は、同省が昨年9月に18歳から99歳までの三大都市圏の居住者を対象に行った「地域との関わりについてのアンケート」(有効回答数28,466人)の結果を取りまとめたものです。
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことで、地方圏における地域づくりの新たな担い手として政府が拡大を図っています。本調査では、ふるさと納税等だけを行う人に対して、特定の地域を実際に訪問している人を「関係人口(訪問系)」として区別しています。
今回の調査では、関係人口(訪問系)について、地域における過ごし方に応じて4つに分類して集計しています。このうち、地縁・血縁先以外で、地域での飲食や趣味活動等のみを実施する「趣味・消費型」が最も多く約489万人(10.5%)、次いで体験プログラム等に参加する「参加・交流型」が約272万人(5.8%)、地域においてテレワークおよび副業の実施や農林水産業等へ従事する「就労型」が約181万人(3.9%)、産業の創出、地域づくりプロジェクトの企画・運営、協力等を行う「直接寄与型」が約141万人(3.0%)と続いています。

 

人との交流、人脈づくりを意識
 

 このうち、「直接寄与型」の人に対して地域での過ごし方を聞いたところ、「地域のボランティアや共助活動への参加」が497人で最も多く、「地域の町おこしにつながるようなプロジェクトの企画・運営、または協力・支援など」が201人で続きました(図1)。この結果から、直接寄与型の人は、地域の人との交流やコミュニケーション、人脈づくりを意識していると同省は分析しています。
更に、地域との関わりを継続したい理由について聞いたところ、「いろいろな人との出会いやつながりがあり、共感を得ることができる」が50%超と最も高くなったほか、楽しい、リフレッシュできる、成長できる等の自己の欲求を満たす目的の人の割合も高くなりました。
同省は、今年度は試行的に三大都市圏を対象に行ったもので、来年度については、全国規模の調査を実施するとしています。

 
三大都市圏の「関係人口」は1,000万人超!
http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000193.html