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ウッドデザイン賞2017 「木と住まいの大博覧会」が林野庁長官賞を受賞

 ナイス㈱が(一社)木と住まい研究協会及び(一財)木構造建築研究所と共催する「木と住まいの大博覧会」は11月20日、林野庁が後援するウッドデザイン賞2017の受賞作品の中でも特に優れた取り組みであるとして、上位賞となる林野庁長官賞(ライフスタイルデザイン部門)に選ばれました。このほかナイスグループでは合計3つの取り組みがウッドデザイン賞を受賞しています。

 

全453点から上位賞が決定
 

ウッドデザイン賞は林野庁後援のもと、2015年度に創設された新たな木づかい顕彰です。木の良さや価値を再発見させる木製品や建築物、取り組みなどを幅広く表彰し、森林・林業の活性化や木のある豊かな暮らしの実現につなげることを目的としています。「ライフスタイルデザイン部門」「ハートフルデザイン部門」「ソーシャルデザイン部門」の3つの部門に分かれて表彰されます。
3回目となる今年は、全453点の応募作品の中から250点がウッドデザイン賞を受賞しました。その中から更に上位賞として農林水産大臣賞1点と林野庁長官賞9点、審査委員長賞15点が選ばれ、「木と住まいの大博覧会」が林野庁長官賞(ライフスタイルデザイン部門)を受賞しました。
12月7日には東京ビッグサイトにて表彰式が開催され、林野庁の牧元幸司次長より上位賞の受賞者へ表彰状が手渡されました。審査委員長を務めた㈱ユニバーサルデザイン総合研究所所長の赤池学氏は総評として、「ウッドデザイン賞も3回目となり、明らかにクオリティーが向上しました。木の特性を生かした家具や玩具などの製品、木の特質や工法を適所に生かした建築物、ライフスタイルを先取りした間取りの住宅など、木材との相乗効果が高く、生活者視点を持つ作品が高く評価されました。今後は、技術・研究分野においても同賞を契機とした研究者間での情報の共有やネットワークづくりが進むことを期待しています」と述べられました。

 

多面的な木材利用を促進する点が評価
 

林野庁長官賞を受賞した「木と住まいの大博覧会」は、森林・木材・建築関連事業者や団体、自治体、学術機関などが一堂に介し、木造住宅や中・大規模木造建築物から木製品、木育、学術研究まで、木に関する最新の製品・技術・情報を、一般ユーザーからプロユーザーに対して幅広く発信する木材総合展示会です。住宅の耐震化の重要性を訴求する「住まいの耐震博覧会」と同時開催の形で、東京、仙台、名古屋、京都、福岡の全国5都市で開催しており、年間の総来場者数は約15万人に及びます。
今回の受賞に当たっては、住宅や建材など暮らしを取り巻く木材利用を多面的に見せ、一般ユーザーが楽しみながら木とふれ合い生活と木材のつながりを様々な形で感じることができる点や、民間事業者にとどまらず、自治体、大学、各種団体など多様なステークホルダーが参画し、事業者間のネットワークの構築を促進している点などが評価されました。
今年5都市で開催した「木と住まいの大博覧会」では、樹種や産地ごとに異なる木の特長を生かした暮らしへの取り入れ方を一般ユーザーへご提案する「木のソムリエコーナー」が登場しました。ここでは、樹種によって異なる木肌の色や手ざわり、香りといったそれぞれの特長を学びながら、好みの樹種を使った木質内装材や家具を楽しみながら探すことができます。
木構造ブースでは、隈研吾氏が設計しナイスグループが建築に携わった「南三陸さんさん商店街」などの実物大構造躯体の展示がなされました。パワービルド工法やテクノストラクチャー工法といった各種工法の特長や提案、建築実例の紹介などを通じて、「木造ゼネコン®」としてのナイスグループの企画力や木材調達力、施工力がアピールされ、木造建築物に関する様々な相談に応じています。
また、(一社)全国木材組合連合会や全国森林組合連合会、(公社)日本建築士会連合会をはじめとした木材・建築関連団体や各地域の自治体、大学などから後援及び出展がなされました。
木構造・建築・都市に関する有識者によるシンポジウムやセミナーも多数開催され、木材利用の新たな可能性などについて、関連事業者の情報収集、学びの場としての活用が進んでいます。
ナイスグループではこのほか、「国産ヒノキを使ったミニチェアづくりを通じた全国各地の木育活動」(すてきナイスグループ㈱)と「現代数寄屋の住まい 松戸展示場モデル」(菊池建設㈱)がウッドデザイン賞を受賞しています。これにより、累計の受賞取り組み数は13に上っています。