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林野庁 2016年木材需給表を公表 木材自給率34.8%と6年連続で上昇

総需要量は7,808万m3に
 

林野庁は9月26日、2016年の木材需給表を公表しました。木材需給表とは、日本の木材の需要量や供給量を丸太換算して集計し、製材、合板、パルプ・チップといった用材や、燃料材、しいたけ原木に区分して取りまとめたもので、毎年9月に公表されます。
2016年の木材総需要量は7,808万m3で、対前年比3.9%の増加となりました(表1)。国内生産量は2,714万m3(同8.9%増加)、輸入量は5,094万m3(同1.4%増加)となり、どちらも増加しています。
木材自給率は、国内生産の増加量が222万m3と輸入の増加量69万m3の約3倍に上ったことで、前年を1.6ポイント上回る34.8%と、2011年から6年連続で上昇しました。

 

 

用材の自給率は31.1%

用材の総需要量は7,194万m3(同1.5%増加)となりました。このうち国内生産量は2,236万m3(同2.6%増加)、輸入量は4,959万m3(同1.0%増加)で、自給率は31.1%(同0.3ポイント増加)となりました。

用材の内訳として、製材用材は2015年の前年比減少から2014年水準にまで戻し、2,615万m3と同3.1%の増加となりました。国内生産量は1,218万m3(同1.5%増加)、輸入量が1,397万m3(同4.6%増加)とともに増加したものの、輸入の増加量が大きく、自給率は46.6%と同0.7ポイント減少しています。
合板用材については、総需要量が1,025万m3(同3.4%増加)となりました。国内生産の増加傾向が続いており、輸入量が同0.2%減少したのに対し、国内生産量は同9.8%増加と伸長し、自給率は37.8%(同2.2ポイント増加)となりました。
このほか、パルプ・チップ用材は総需要量が3,162万m3(同0.5%減少)、自給率が16.7%(同0.3ポイント増加)となりました。

 

燃料材の国内生産が大幅に増加
 

燃料材については、木質バイオマス発電施設の稼動が増加したことにより、総需要量が581万m3(同46.6%増加)と大きく伸長しました。このうち国内生産量が446万m3(同58.9%増加)、輸入量が135万m3(同16.8%)となり、国内生産が大幅に増加したため、自給率は76.8%(同6.0ポイント増加)に上りました。