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ナイス㈱ 木構造事業部 テクノストラクチャー工法で大空間を実現 木造のサービス付き高齢者向け住宅を竣工

 ナイス㈱は先ごろ、神奈川県横浜市において建設を進めてきたサービス付き高齢者向け住宅の新築工事を竣工しました。今回は、鉄と木のハイブリッド梁を用いたテクノストラクチャー工法の採用により柱のない大空間を実現した、同施設の新築工事の概要をご紹介します。

 

柱のないゆとりの大空間を実現
 

このたび竣工した「エイジフリーハウス横浜十日市場町」は、サービス付き高齢者向け住宅20室と小規模多機能型居宅介護宿泊室7室を備え、延べ床面積987.48㎡に及ぶ2階建ての木造中規模建築物です(図1)。同施設は、1階に間口6.5m、奥行き10.2mの食堂兼談話室の2つの大空間が配置されています(図2)。
同施設はテクノストラクチャー工法が採用されました。この工法は、鉄と木のハイブリッド梁を用いたものです。1階部分で最大8mのスパンを飛ばすことが可能で、かつ鉄骨造よりも建築コストを抑えられます。
大空間を在来軸組工法で設計する場合、梁のたわみによりドアの開閉などに障害をきたす懸念があり、上部に大きな居室を設けないといった配慮が必要となります。同施設では、テクノストラクチャー工法の採用でこれらの懸念を解消し、大空間を実現しつつ、上部には大きな居室を配置しています。また、同工法は梁の鉄骨部分に換気ダクトや電気配線用の貫通穴を設けることができるため、ゆとりある天井高を確保しています。

 

 

 

木構造と資材流通のシナジーを発揮
 

ナイス㈱は同施設において、木造ゼネコンとしての機能を最大限に生かし、構造設計から施工までワンストップで実施しました。構造設計と施工はナイス㈱木構造事業部にて、構造材の加工はナイスプレカット㈱幸浦工場にて行いました。
また、建築資材流通機能とのシナジーを発揮し、全居室分のトイレ、洗面台、エアコンをはじめ、キッチン、バスルーム、換気扇、小型電気温水器などの住宅設備機器と、断熱材や石膏ボード、合板、サッシ、建具などの建材を一貫して納材しています。