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2017年住宅業界を見通す2大新春イベント 最多の2,350人参加で注目の高さ示す

 

ナイスパートナー会連合会とナイス㈱は、1月24日にヒルトン福岡シーホークで新春賀詞交歓会(福岡ナイスパートナー会が共催)を、1月27日にグランドプリンスホテル新高輪で新春経済講演会を開催しました。両会場ともに、木材・住宅産業の関係者などが参加し、来場者数は東京が1,812人、福岡が538人と、過去最多の合計2,350人に上りました。
福岡の新春賀詞交歓会では開催に先立ち、福岡ナイスパートナー会の福井浩二郎会長より挨拶が行われ、「昨年は熊本地震により九州でも地震が身近なものとして認識が広がった。住宅ローン取引の減速や近づく消費税率の再引き上げなど、住宅業界をとりまく環境は不透明さを増している。一年のスタートに当たり、ナイスパートナー会の皆様においてはビジョンを明確にするとともに、コミットした上で行動することで、一緒になって『真・次元』を切り開いていきましょう」と話されました。
東京の新春経済講演会では、ナイスパートナー会連合会の後藤直剛連合会長が、「全国で建築物の木造化・木質化が進み、住宅政策においても国産材の利活用が根付いてきている。木の利活用は低炭素社会や持続可能な社会づくり、地方創生の一助となるものであり、まさに『木の時代』の到来を強く感じている。今年はこのフォローの風に乗り、住宅業界においても木造を中心として、皆様で一緒になって成長産業化を目指していきましょう」と挨拶されました。
また、両会場ともに基調講演が行われました。新春賀詞交歓会では元キリンビール㈱代表取締役副社長で、100年プランニング代表の田村潤氏より「崖っぷちからのトップシェアの奪還~キリンビール高知支店に学ぶ営業の極意~」と題した講演が行われました。田村氏は、キリンビール㈱在籍時に赴任した先々で組織を活性化させ、エリアのトップシェアを奪回し、ついには業界トップシェアを取り戻した経験から、現状を打破し、事業の拡大を図るために重要となる理念の浸透や現場力の強化などについて、実例を交えて話されました。
新春経済講演会では、建築家で東京大学教授の隈研吾氏による「木の時代」と題した講演が行われました。隈氏は、21世紀は木の時代であり、木は地球温暖化の防止や地域経済の活性化に貢献する最先端の素材として世界中で高い関心を集めているとして、新国立競技場をはじめ、日本や世界各国でご自身が手掛けられている数々のプロジェクトを例に挙げながら、人に優しく、質が高く、そして経済にも優しいといった木造建築物の素晴らしさについて話されました(両氏の講演要旨はナイスビジネスレポート2月10日増刊号に掲載予定)。
また、ナイスグループの平田恒一郎代表及びナイス㈱の平田潤一郎専務取締役によりナイスグループの概況と取組が話されたほか(講演要旨を2~3面に掲載)、住宅関連業界を代表するメーカー・商社の経営者による特別パネルディスカッション「住宅業界の市況予測と各社の戦略」が両会場にて開催されました(パネルディスカッションの内容をナイスビジネスレポート2月15日号に掲載予定)。