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ナイス㈱ 本格和風住宅や社寺建築を手掛ける

菊池建設株式会社をグループ化
 

ナイス㈱は、ヒノキ造りの伝統的な木造軸組工法による一戸建住宅や社寺建築などを手掛ける菊池建設㈱に出資し100%子会社としました。ナイス㈱の住宅事業本部長である木暮博雄を社長とする新体制の下、横浜市、立川市、さいたま市、川越市、松戸市、静岡市を営業拠点として、従来の事業をベースにナイスグループとしての相乗効果を発揮して発展させる形で展開されます。今回は、新たにナイスグループの一員に加わった菊池建設㈱について紹介します。

 

純和風の木造注文住宅が特長
 

菊池建設㈱は1955年に静岡県静岡市で創業した木造注文住宅メーカーで、主要構造材や羽柄材などに国産ヒノキを多用し、耐震等級や省エネルギーなど高い性能を備えた純和風の商品ラインナップを豊富に取り揃えています。内外装の意匠や素材に洗練を究めた住宅である「現代数寄屋」「次世代民家」を筆頭に、主力商品である「檜の家」、天然素材の質感溢れる「漆喰の家」、モダンデザインの「つむぎの家」などを提供しています。
一般住宅とは異なる特別な技量を要する社寺建築も手掛けられる技術者が設計や施工を行い、無垢の木材や自然素材を巧みに生かしながら、穏やかで美しい洗練された和の空間デザインと、木の香りに包まれた心安らぐ住み心地を兼ね備えた住宅となっています。
性能面では標準仕様で「長期優良住宅」の基準に適合し、耐震性能については柱と壁の直下率を検証する設計手法を用いて、自由設計で耐震等級3(建築基準法で定められた耐震強度の1.5倍に該当し、日本住宅性能表示基準の最高レベルとして、数百年に一度程度発生する地震の1.5倍の力に対して建物が倒壊・崩壊しない程度の強度)を実現しています。

 

 

社寺仏閣も手掛ける高い技術力
 

宮大工の創業者より培われている伝統技術を用いて、社寺建築についてはこれまでに日本全国で100件以上を手掛けています。創業者が設立に寄与し、大工や木造のエキスパートを養成する日本建築専門学校の卒業生も多く在籍し、高い技術力・施工力の下支えとなっています。
伝統技術の一つの例として、愛知県豊川市にある豊川稲荷において、現代ではその技法の継承者が少ない「鴬(うぐいす)張り」の床張り廊下を手掛けています。
その他、木造の中・大規模建築物では、箱根を代表する老舗旅館として名高い「強羅花壇」といった宿泊施設や料亭などにも取り組んでいます。2016年4月には国内初の「CLTパネルによる落とし込み構法」で建築した建物を手掛けるなど幅広く対応しています。

 

グループで相乗効果を発揮
 

新しい体制では、ナイス㈱の木暮博雄住宅事業本部長が菊池建設㈱の社長に就任しました。営業面では、横浜市をはじめ、立川市、さいたま市、川越市、松戸市にある5つの住宅展示場のモデルハウスを中心に展開していきます。
今後は、建築資材流通事業を行うナイス㈱の建築資材の調達、プレカット加工、物流システムといった機能を活用し、大工の手による丁寧な住まいづくりはそのままに、契約から引き渡しまでの日数の短縮など合理化が図られます。土地を持たないお客様への土地情報の提供や様々な営業面の取り組みなどは、ナイスグループの住宅関連部門の協力によって連携が図られていきます。
中・大規模木造建築では、菊池建設㈱の設計力や施工力が加わることで、ナイスグループの対応の幅が広がることとなります。