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林野庁 2015年木材需給表を公表 木材自給率が5年連続上昇し33.3%に

国内生産供給量は6年連続で増加
 

林野庁は9月27日、2015年の木材需給表を公表しました。木材需給表とは、日本の木材の需要量や供給量を丸太換算して集計し、製材、合板、パルプ・チップといった用材や燃料材、しいたけ原木に区分して取りまとめたもので、毎年9月に公表されます。
2015年の木材総需要量は7,530万m3(前年比0.7%減少)で、そのうち国内生産が2,506万m3(同6.0%増加)、輸入が5,024万m3(同3.7%減少)となりました(図1)。総需要量は前年並みにとどまりましたが、国内生産の供給量は6年連続で増加しており、木材自給率は前年を2.1ポイント上回る33.3%と、2011年から5年連続の上昇となりました。

 

 

用材の自給率が30%台を回復
 

用材の総需要量は7,088万m3(同2.3%減少)となりました。このうち国内生・Yが2,180万m3(同1.4%増加)、輸入が4,909万m3(同3.9%減少)で、自給率は前年から1.2ポイント増加の30.8%と26年ぶりに30%台を回復しました(表1)。
内訳としては、製材用材が2,536万m3(同3.0%減少)で自給率は47.3%と前年比0.6ポイント上昇しました。合板用材は991万m3(同11.0%減少)で、自給率は35.6%(同5.6ポイント増加)、パルプ・チップ用材は3,178万m3(同1.1%増加)で自給率は16.4%(同0.3ポイント増加)となりました。
燃料材については、総需要量が410万m3(同39.5%増加)で、このうち国内生産が295万m3(同59.8%増加)、輸入が116万m3(同5.3%増加)で自給率は9.1ポイント上昇の71.8%となりました。増加の背景には、再生可能エネルギー固定価格買取制度により未利用間伐材を利用するバイオマス発電が増加したことなどが挙げられます。