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総務省 2015年国勢調査(抽出速報)を公表 高齢化率が過去最高26.7%に

総人口が初めて減少に転じる
 

総務省は6月29日、 2015年国勢調査の抽出速報を公表しました。 国勢調査とは、 日本に住む全ての人及び世帯を対象とした統計調査で、 国内の人口や世帯の実態を明らかにするために5年ごとに実施されます。
これによると、 日本の人口は前回の2010年実施時より94万7,000人減の1億2,711万人となり、 1920年の調査開始以降、 初めて減少に転じました (2015年10月1日現在、 図1)。
都道府県別に見ると、 東京都が1,351万4,000人と最も多く、 次いで神奈川県 (912万7,000人)、 大阪府 (883万9,000人) と続いています。 首都圏を中心とした都市圏に人口が集中しており、 人口の二極化が更に強まる結果となりました。

 

4人に1人が65歳以上の超高齢化率社会
 

65歳以上の高齢者人口は3,342万2,000人となり、 高齢化率は調査開始以降最高の26.7%と、 初めて25%を上回りました (図2)。 世界の高齢化率の平均が8.2%であることと比べ、 日本は最も高い水準にあります。
都道府県別で見ると、 前回調査と比較した増加率は千葉県が21.8%、 埼玉県が19.6%、 神奈川県が18.4%と続いており、 首都圏を中心として急速に都市部の高齢化が進んでいることを示しています。
今回の調査結果において、 沖縄県における65歳以上人口の割合 (19.7%) が15歳未満人口の割合 (17.2%) を上回ったことで、 初めて全都道府県で65歳以上の割合が15歳未満の割合を上回りました。

 

 

高齢者の6人に1人が一人暮らし
 

世帯の状況としては、 一般世帯数は5,187万7,000世帯で、 1世帯当たりの人員は2.39人と引き続き減少しました。
世帯人員別に見ると、 世帯人員が1人の世帯 (単独世帯) が1,684万5,000世帯と全体の32.6%を占め、 最も多くなりました。 家族類型別では、 単独世帯に次いで核家族世帯が全体の28.1%、 夫婦のみの世帯が20.1%となりました。
65歳以上人口のうち単独世帯の人口は562万6,000人と、 その割合は16.8%に上り、 約6人に1人が一人暮らしとなっています。 また、 老人ホームなどへの入所者は168万5,000人となり、 前回調査時の約1.4倍となりました。

 

総務省 2015年国勢調査
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/