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ナイスビジネスレポート

ナイスサポートシステム新メニュー 戸建て住宅パッケージサービス
シンプルなZEH提案を実現

 ナイスサポートシステムは、集客活動から商談、契約、設計、アフターサービスに至るまで、工務店様の住まいづくりに関するあらゆる業務をサポートする目的で、1998年にスタートしました。今回は、今年で20年目となる同システムが今夏スタートする新たなサービスについて特集します。

ZEH普及の課題

 (一社)環境共創イニシアチブが公表しているZEHビルダー登録社数は現在、6,741社となっています。そのうち、2017年度にZEH実績がなかった社数は3,287社、更に、実績報告なしが1,585社あり、登録したもののZEHに取り組めていない社数は合計4,872社(72.3%)に上ります。このように、ZEHに積極的な会社との二極化が進んでいます。
 工務店様などがZEHに取り組む際には、主に以下の2点が障害として考えられています。それは、外皮・1次エネルギー消費量の複雑な計算が負担となってしまう点と、ZEH仕様とするためにアップする初期費用について、お施主様にうまく伝えられていないという点です。
 ZEHを積極的に推進するためには、お施主様の要望を一から伺ってから仕様を個別に決定するのではなく、断熱や省エネ機器、太陽光発電システム、エアコンといった、ZEHの基本となる部材・設備についての標準仕様を決めることが重要です。そうすることで、例え要望に応じて一部仕様を変更しても、外皮計算などを簡素化することが可能です。また、住宅性能の高さをアピールするためには、UA値をはじめとした性能数値をただ伝えるのではなく、お施主様が関心を持つよう、住宅の仕様ごとの光熱費の違いにまで踏み込んで伝えることが重要です。

3プラン提案スタイルを採用

 新たにスタートする「戸建て住宅パッケージサービス」は、工務店様がZEHに取り組みやすいよう、上記課題を解決するサービスとなっています。人は心理的に3つの選択肢から選ぶと満足感が増すとされていることから、3つのメニューを組み合わせた提案スタイルが採用されています。キッチンなどの水回り商品や断熱関連商品、外壁、屋根などの建築資材を1棟分パッケージ化した「標準仕様」、ZEHとするために、太陽光発電システムや蓄電池、HEMSなどの商品をパッケージ化した「Smart Package」、構造・外観デザインを選ぶ「Style・Design」について、それぞれ3つから選ぶことが可能です(図1)。
 標準仕様については、HEAT20のG1グレード(UA値0.56)をクリアした「Super Premium」、ZEH基準(UA値0.6)をクリアした「Premium」、2020年に義務化される平成25年度省エネ基準(UA値0.87)に適合した「light」から選べます。
 Smart Packageは、標準仕様で建てられた住まいをZEHに対応させるためのパッケージです。蓄電池やスマートスピーカー、それと連動するスマートHEMS、電気自動車と相互電力供給を行えるV2H(Vehicle to Home)スタンドなどをセットにした「T」、後から蓄電池を設置できるように創蓄連携システムをプラスした「U」、太陽光発電システムなど基本的な設備のみとなる「V」から選ぶことができます。
 Style・Designは、総2階建てや3階建て、平屋建ての3つの構造を、シンプルモダン・ナチュラル・トラッドの3種類のデザインから選ぶことができます。
 以上のメニューを選択していくことで、商品の仕様のほか、参考図面、価格が入った標準仕様書が社名入りで簡単に整備できます(図2)。これにより、ZEH化による追加費用などについても、即座に具体的な提案をすることが可能となります(図3)。そのほか、生涯光熱費などの経済メリットを簡単にアピールできるツールがセットになっています。
 更に、同サービスを利用することで、ナイスサポートシステムにおける、積算をはじめ、長期優良住宅やBELS、ZEHといった申請代行サービスをワンストップで利用できます(別途有料)。これらのサービスを活用することで、お施主様との打ち合わせをスムーズに進められるだけなく、申請などの煩雑な作業時間が軽減され、お施主様との接点を増やし、営業活動により多くの時間を使うことが可能となります。