現在位置:
HOME > 木材・建材販売について > 情報誌「ナイスビジネスレポート」 > 2018年(平成30年) > 7/1号 > 「住まいの耐震博覧会」「木と住まいの大博覧会」を同時開催 耐震性に優れた住まいや、木造建築物の最新情報を発信
ナイスビジネスレポート

「住まいの耐震博覧会」「木と住まいの大博覧会」を同時開催
耐震性に優れた住まいや、木造建築物の最新情報を発信

 ナイス鰍ヘ、「住まいの耐震博覧会」と「木と住まいの大博覧会」(共催:(一社)木と住まい研究協会・(一財)木構造建築研究所)をポートメッセなごやにて、6月23日(土)〜24日(日)に開催しました。会場では、住宅の耐震化や防災の推進に向けた展示が充実したほか、愛知県をはじめとした中部圏の木材の特色を生かした家づくりなどが大きな注目を集めました。2日間で36,000名を上回る来場があり、盛況を博しました。


住まいの耐震化を訴求

 耐震コーナーでは、6月18日に大阪府北部で震度6弱の地震が起きた直後ということもあり、10個の動く耐震模型でご自宅の耐震性能を確認する来場者様や、各自治体の耐震化促進に関するパンフレットを手に取ったり、NPO法人住まいの構造改革推進協議会の説明員に相談をする来場者様が、例年に増して見受けられました。また、熊本地震の二度の震度7の揺れを体験できる地震体験車にも長い列ができました。
 国内外の建材・住宅設備機器メーカー様が一堂に会したブースでは、住環境を快適に保ちつつ省エネな暮らしを実現できる新商品が数多く展示されました。各社の工夫を凝らしたデモンストレーションを見て、各社のブースの奥で詳細な説明を受けながら、実際に商品にふれてみるお客様の姿が随所で見受けられました。
 ナイスグループによるブースでは、今年で20周年となる工務店様の事業を様々な形で支援する「ナイスサポートシステム」について、今夏よりスタートする予定の新サービス「お役立ち情報サービス」「戸建て住宅パッケージサービス」「戸建て住宅リフォームパッケージサービス」についての告知がなされました。また、プロパティオン鰍ェ提供する「いえかるて」の新機能として、相続時などに役立つクラウド型の書類保管庫「家族ふぉるだ」が、セミナーなどを通じて紹介されました。
 また、ナイスグループが供給する耐震性能や断熱性能などで最高レベルの住宅性能を有する木造住宅「パワーホーム」の実物大躯体が、スマートウェルネス住宅の仕様で展示されました。ここでは、高い断熱性能や蓄熱性能を持つ、国産の針葉樹のチップを原料とする木質繊維断熱材「ウッドファイバー」が提案されました。


大径材の有効活用を提案

 林野庁などの後援のもと、「木と住まいの大博覧会」が同時開催されました。会場には、愛知県をはじめ、長野県、岐阜県、徳島県、宮崎県の5県が出展し、各県の良質な木材を使った家づくりや構造材、内装材、家具材、木製品などが提案されました。また、木曽川流域から産出した木材を「木曽川流域材」として紹介し、関連事業者が連携してJAS構造材を用いてパッケージ化した「木曽川流域のつながる家」が、2階建ての実物大構造躯体で展示されました。
 ナイスグループの木材ブースでは、スギやヒノキ、アカマツなどの針葉樹の無垢材の表層部を圧密化することで、素材としての硬さや強度、形状安定性を高めた「Gywood」(ギュッド)による、長さ4メートルの長尺材などが販売されるとともに、フローリングやテーブル、学童机、遊具など様々なバリエーションが提案されました。また、宮崎県産の飫肥スギを使用したオリジナルブランドである大径木高耐久赤身材「ObiRED」(オビレッド)も展示され、ほぼ無色で安全性の高い防腐防蟻処理(AZN乾式加圧注入)を施した外構・外装材が、新商品として注目を集めていました。
 また、中・大規模木造建築のブースでは、3D加工集成材をはじめ、ナイスグループが取り扱う各種工法の提案などについて、実例を交えて紹介がなされました。
 会場ではシンポジウムやセミナーなどが多数開催されました。23日には、シンポジウム「建築物への木材活用シンポジウム」が開催され、林野庁中部森林管理局長の宮澤俊輔氏による基調講演と、同氏をはじめ製材・流通事業者や学術研究者、行政関係者が参加したトークセッションが開催され、200名超が参加するなど盛況なりました(8月1日号に掲載予定)。
 また、現在募集が開始されている「ウッドデザイン賞2018」についても、セミナーの開催やブースの出展がなされました。