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ナイスビジネスレポート

(一社)ステキ信頼リフォーム推進協会
健全なリフォーム市場の活性化に寄与

 (一社)ステキ信頼リフォーム推進協会は6月5日、定時総会と講演会、懇親会を開催しました。講演会では、同協会の会長を務める東京大学名誉教授の坂本雄三氏による講演などが行われ、150名超の業界関係者が参加しました。


一般社団法人として事業展開

 (一社)ステキ信頼リフォーム推進協会(会長:坂本雄三東京大学名誉教授)は6月5日、東京都中央区にて平成30年度定時社員総会と講演会、懇親会を開催しました。同協会は、健全なリフォーム市場の発展と信頼のおける既存住宅市場の整備を目的として、2017年7月28日に設立されました。
 少子高齢社会となった日本では、住宅をとりまく課題として、これまでの「量の確保」を主流とした住宅供給から、「いいものをつくってきちんと手入れをして長く大切に使う」という高品質・長寿命住宅の整備に、方向が大きく転換されています。これを進めるためには、既存住宅の質や性能を向上させるとともに、そうした住宅をいかに適正に評価するかが、課題となっています。
 住宅関連業界としては、良好なリフォームを推進することにより、一般消費者に対する関連業界の信頼を醸成した上で、リフォーム事業の透明性や信頼性を確保し、業界の健全な発展につなげることが不可欠となっています。
 こうした観点から同協会は、リフォーム関連事業者様等が、主体的かつ自律的に、信頼がおけるリフォーム事業等の推進を図れるようにすることを目的として、NPO法人住まいの構造改革推進協会(2003年発足)の事業の大部分を継承・発展させ、一般社団法人の形で発足しました。
 設立以来、会員数は増加し、現在の同協会の正会員は178者となっています。内訳は、地域の工務店様等のリフォーム事業者様を中心とする「たくみ会員」が96者、販売店様やメーカー様を中心とする「推進会員」が80者、関連事業者様等の「特別会員」が2者となっています。

総会と講演会、懇親会を開催

 当日は総会に続き講演会・懇親会が開催され、同協会の会員をはじめ、工務店様、販売店様、建材・設備メーカー様、設計事務所様、報道関係者など、150名超が参加しました。
 講演会では、同協会の坂本雄三会長による「断熱省エネ・省CO2を本当に実践する時代へ〜政策と技術の動向〜」と題した講演と、弁護士法人匠総合法律事務所代表弁護士の秋野卓生氏による「民法改正により、住宅会社、リフォーム会社はどのように対応すべきか民法改正のポイントを学ぶ」と題した講演が行われました。

健全なリフォーム事業推進に期待

 引き続き、多数の来賓のもと、懇親会が開催されました。坂本会長は挨拶の中で、「当協会は、リフォーム事業を手掛ける地域の工務店様等が相当の責任と自律性のもと活動し、一般消費者が安心してリフォームを行うことができる環境整備に寄与することで、リフォーム、新築を問わず、耐震・省エネ断熱に優れた強靭な優良住宅を普及・促進し、健全なリフォーム事業の推進に寄与することを目的として設立されました。今後、人々が望むことは、小さな環境負荷の中での安全・安心な良い暮らしであり、既存住宅の質を考えると、既存住宅市場の活性化を図るためには良質なリフォーム・リノベーションが不可欠となっています」と、話されました。
 続いて、来賓として挨拶した国土交通省住宅局住宅生産課住宅ストック活用・リフォーム推進官の村上慶裕氏は、住宅政策におけるストック重視の方向性を語る中で、同協会が目指す方向は現在の課題に沿っているとした上で、「ヒトとモノ」の信頼向上のため、「リフォーム事業者団体登録」と「安心R住宅制度」への同時登録を目指していることに大きな期待を寄せられました。
 また、(一財)ベターリビング理事長の井上俊之氏と、同協会設立時からの社員であるナイス椛纒\取締役社長の平田恒一郎氏からも、現在の住宅施策の課題への取り組みについて、同協会への期待が寄せられました。
 懇親会では、来賓をはじめ業界関係者、会員により、住宅を取り巻く未来に向けた活発な意見交換がなされました。

 (一社)ステキ信頼リフォーム推進協会
 http://www.anr.or.jp/