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ナイスビジネスレポート
2018年の住宅業界を考える新春イベント
2,300人超が参加 盛況を博す

 ナイスパートナー会連合会とナイス鰍ヘ、1月23日にヒルトン福岡シーホークで新春賀詞交歓会(福岡ナイスパートナー会が共催)を、1月26日にグランドプリンスホテル新高輪で新春経済講演会を開催しました。住宅関連事業者、行政関係者や学術関係者などが参加し、両会場の来場者数は東京が1,788人、福岡が515人、合計2,303人に上りました。
 福岡の新春賀詞交歓会では開催に先立ち、福岡ナイスパートナー会の福井浩二郎会長が挨拶で、「人工知能(AI)などをベースとする新しい技術は加速度的に発展し、生活そのものを変えていくと思われます。住宅分野では耐久性や省エネ性といった住宅性能の高度化が進む一方で、世帯数の減少というこれまで体験したことのない未来の到来を前に、私たちは今一度原点に立ち返り、家づくりにおける夢をお施主様と描き、実現していくことが大切です。今こそ私たちは衆知を集め、本気になって素適な家づくりを実現していきましょう」と話されました。
 東京の新春経済講演会では、ナイスパートナー会連合会の後藤直剛連合会長が、「緩やかな景気拡大が続く中、来年10月に消費税率が10%に引き上げられる予定です。また国産材利用の意義や優位性も定着し、設計技術や工法も飛躍的に進化するなど、ウッドファースト社会が到来しつつあります。住宅市場が縮小する中、企業が成長を続けるには今年はまさに時代の変わり目であり、大きなチャンスの年でもあります。ここにお集まりの皆様で力を合わせ、ともに飛躍する1年としましょう」と挨拶されました。
 また、両会場ともに基調講演が行われました。新春賀詞交歓会では九州旅客鉄道椛纒\取締役会長の唐池恒二氏より「夢見る力が『気』をつくる 〜JR九州のデザイン&ストーリー〜」と題した講演が行われました。唐池氏は、何ごとにおいても人をその気にさせて仕事を成功に導くには「夢みる力」「気を高める力」「伝える力」の3つの力が何より重要な要素であると、2013年10月に運行を開始したクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」を引き合いに出しながら話されました(講演要旨を2〜3面に掲載)。
 新春経済講演会では、ボストンコンサルティンググループのシニア・アドバイザーの御立尚資氏による「『並存』の時代とリーダーシップ」と題した講演が行われました。御立氏は、今は工業化社会からデジタル化社会への「変化」の時代であると同時に、この2つが同居する「並存」の時代であり、こうした時代の中で勝ち組となるには、これまでの「モノをつくってGDPを効率よく増やしていく」という企業の仕組みやメンタリティーから、「今ある技術をうまく組み合わせる」「無駄にならないよう減らしていく」といったデジタル時代のメンタリティーへと、切り替えていく必要があると話されました。
 また、ナイスグループの平田恒一郎代表による「ナイスグループの業況と取り組みについて」と題した講演(講演要旨を4面に掲載)のほか、住宅関連業界を代表するメーカー・商社の経営者によるパネルディスカッション「住宅業界の市況予測と各社の戦略」が両会場にて開催されました(御立氏講演要旨及びパネルディスカッションの内容は2月15日号にて掲載予定)。